コンタクトレンズ・メガネ処方
購入前に眼科の受診を
おすすめする理由
「コンタクトレンズを使用したい」「今のメガネが合わなくなってきたから作り直したい」という場合は、まず眼科の受診をおすすめしております。
視力低下の原因は、近視や遠視、乱視や老眼以外に、白内障や緑内障、網膜症といった病気が関連しているケースもあるからです。
このように他の病気による視力障害もありえますので、「視力が下がったな」と感じたら、まずは眼科を受診してから購入を検討されるのをおすすめいたします。
コンタクトレンズ
当院では、目の形にあったサイズや適切な度数のコンタクトを選び
最適な状態で使用できるようにお手伝いいたします。
コンタクトレンズは「高度管理医療機器」に分類されており、眼科医による処方が必要です。コンタクトレンズは角膜に直接触れるため、間違った使い方は角膜を傷つけ、十分な酸素を供給できずに目の病気を誘発する可能性もあります。
また、コンタクトレンズは目の状態によっては、装用できない方もいらっしゃいます。ドライアイや結膜炎などの患者様は装用できませんし、目の発育途上にある小学生が装用すると、思わぬ影響が出る可能性があります。また、コンタクトレンズは使い方によっては重大な眼障害を起こすことがあります。
当クリニックでは、コンタクトレンズの使い方を丁寧にご説明し、半年ごとの定期検査をお勧めしています。
取り扱いメーカー
- ジョンソン&ジョンソン
- メニコン
- クーパービジョン
- シード
- アルコン
- ボシュロム
※ハードコンタクトレンズは取り扱いがありません。
※当院でのコンタクトレンズの販売は行っておりません。
※2023年現在、コロナやロシア・ウクライナ問題に関連して原材料調達等に影響が出ていることもあり、商品の欠品が出ております。掲載している商品の中にも、販売できない種類・度数がありますので、詳しくはお尋ねください。
初めてコンタクトレンズをご使用になられる方の処方について
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Step01ご予約
初めてコンタクトレンズを使用される方はお電話で事前予約が必要です。練習や検査に1時間から1時間半お時間を要しますので、時間に余裕のある日時でご予約をおすすめいたします。
ご予約がない場合は当日にご対応できない場合がございます。 -
Step02検査・診察
処方にあたっての問診を行い、そもそもコンタクトレンズの使用に適しているかどうか、どんな種類のレンズが適しているかなど、基本的な検査・診察を行います。
検査内容:視力検査・角膜カーブの測定・調整検査・涙液検査・角膜内皮細胞検査・眼圧検査・眼底検査など
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Step03装用テスト・診察
トライアルレンズを目に着けて、目になじませてから装用感や見え方をチェックします。
視力検査を行い、度数を合わせていきます。その後、改めて診察をして問題ないかじっくり確認します。トライアルレンズはご自身で装用していただきます。爪で目を傷つけないよう予め短く整えておいてください。
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Step04装用練習
最後に装用練習とコンタクトレンズのケアや注意事項などの説明が終わったら、処方箋を発行します。1か月後に眼の状態を確認させて頂いております。
2回目以降コンタクトレンズの処方をご希望の方へ
(種類度数に変更がない場合)
- 種類や度数に変更がなければコンタクトレンズ装用の上、ご来院ください。その際はコンタクトレンズの種類・メーカー名・度数・サイズ等規格がわかるものを持参してください。
- 現在使用中のコンタクトレンズの種類の変更希望がある場合は、裸眼で来院いただくほうがご案内がスムーズです。
- 当院でテストレンズの取り扱いのない種類は度数の調整は行うことができません。ご確認のうえ、来院をお願いします。
- 2023年現在、コロナやロシア・ウクライナ問題に関連して原材料調達等に影響が出ていることもあり、商品の欠品が出ております。掲載している商品の中にも、販売できない種類・度数がありますので、詳しくはお尋ねください。
コンタクトレンズは正しく使いましょう
コンタクトレンズは気軽に使用でき、メガネよりも視野が広がるなど、さまざまなメリットがあります。しかし、間違った使用方法では、目の健康に悪影響を及ぼし、重大な後遺症が残るリスクも危惧されます。
コンタクトレンズは薬事法改正により、2005年4月から「高度管理医療機器」に分類され、「副作用・機能障害を生じた場合の人体へのリスクが高い」と位置づけられているのです。
メーカーや素材によっても酸素透過率が異なるため、ご自身に合ったコンタクトレンズを正しく使うことが大切です。
目に合わないコンタクトレンズの怖さ
コンタクトレンズは眼にとっては異物です。適切に使用していたとしても以下のような障害をおこすことがあり、これらの障害を治療せずに放置すると重篤になったり、失明したりすることがあります。
正しく使用しないとこのような障害を引き起こす可能性があります
- 角膜内皮細胞障害
- 角膜潰瘍
- 角膜血管新生
- 急性角膜上皮障害
- ウィルス性結膜炎
- 巨大乳頭結膜炎
- ドライアイ
コンタクトレンズの正しいケアと使い方はこちら
https://coopervision.jp/beginner/lenscare#06
メガネ
視力が低下すると、健康や日常生活にさまざまな支障をきたすようになります。視力は脳が判断するため、見えづらさのストレスは脳に蓄積され、疲れとして全身症状となって現れます。メガネにより視力を補正すると、ストレスや疲れといった症状も軽減しやすくなるのです。当クリニックでは、患者様の目の状態に合わせて、適切なレンズ度数・レンズタイプのご提案が可能です。
目が疲れやすい、ずいぶん前に作った眼鏡だけどあっているかな?など気になることはどうぞお気軽にご相談ください。予約や受付の際に「眼鏡があっているか知りたい」とお伝えください。
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中高年の方の眼鏡
近くの見えづらさを感じており、40代以上といった年齢に当てはまる場合は、「老眼」の可能性があります。老眼は水晶体の調整能力が低下し、ピントが合わなくなっている状態です。
白内障や緑内障など、別の疾患が視力の低下につながっている可能性もあるため、医学的な精密検査の受診が大切です。当クリニックでは眼科専門医が検査や治療を担当、ライフスタイルに適したメガネを処方いたします。目にかかる負担を軽減し、患者様が快適に暮らせる毎日を一緒に目指します。 -
お子様の眼鏡
小さなお子様は、見えづらさを自分の言葉でうまく表現できず、無理に見ようとして目が疲れてしまい、集中力や思考力が低下するケースがみられます。
「近くで見ようとする」「目を細める」など、視力の低下が疑われる行動をしている時は、できるだけ早く当クリニックにご相談ください。
精密検査の上で、目の成長を促すメガネの処方が可能です。当クリニックには、目の検査のスペシャリスト「視能訓練士」が在籍しています。
定期的に眼科検診を
最低でも半年に1回は定期検診をご利用いただき、目の健康状態を検査し、コンタクトレンズやメガネを正しく快適に使用できているかどうかを確認しましょう。
季節や環境などにより、目の状態も変わる可能性があります。度数の変更や再調整を含めて、眼科検診をぜひご利用ください。