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症状別目のお悩み

目が痒い

想定される診断アレルギー性結膜炎 / 花粉症 / 麦粒腫 / 感染性結膜炎

目のかゆみはさまざまな原因が関係しています。アレルギー性結膜炎は、体質によるアレルギー反応が原因で、目の充血やかゆみが生じている状態です。他にも、花粉症のような「季節性アレルギー性結膜炎」、ダニやホコリなどによる「通年性アレルギー性結膜炎」など、1年を通して発症する可能性があります。症状を引き起こす原因(アレルゲン)が明らかな場合は、アレルゲンを遠ざける生活を心がけていただくと、症状の軽減や予防が期待できます。
症状が強くなかなか改善しない場合、アレルギー検査(当クリニックではイムノキャップラピッド)で原因が特定できることがあります。
治療は点眼薬などの薬物療法が中心です。まずは抗アレルギー薬を使用し、必要に応じてステロイド点眼薬を処方いたします。
また、アレルギー性結膜炎ではありませんが、ものもらい(麦粒腫)の初期症状として、目の周囲にかゆみを感じる場合もあります。

目が痛い

想定される診断緊張性頭痛 / 急性緑内障発作 / 麦粒腫

目の痛みは、「表面の痛み」と「奥の痛み」の2種類に分類されます。目の表面の痛みでは、異物感や刺すような痛み、ヒリヒリとした痛みなどを感じます。原因にはドライアイや逆まつげ、異物混入などです。
一方、目の奥の痛みは鈍痛が多く、頭痛がある場合は緊急性頭痛が考えられます。目の酷使をはじめ、身体的・精神的ストレスなどが原因で首から肩にかけて筋肉が緊張し、頭痛や目の痛みにつながるのです。適度な温度のお風呂にゆっくりと入り、首や肩のマッサージ、軽い運動の習慣化で症状が改善しやすくなります。
また、目の急な痛みや充血、頭痛、吐き気などの緊急疾患は、急性緑内障発作にも注意が必要です。特に遠視や高齢の女性に多く、急激に上昇した眼圧が症状を引き起こしています。
数日程度で失明に至るリスクもあり、レーザー治療や手術で早期のうちに眼圧を下げる必要があります。

目が充血する

想定される診断アレルギー性結膜炎 / 細菌性結膜炎 / 流行性角結膜炎 / ドライアイ など

目の充血は、拡張した白目(結膜)の毛細血管による症状です。目にゴミが入って目をこする、プールで泳いだ後、スマートフォンやパソコンの長時間使用、強い紫外線を浴びる、寝不足などによっても目が充血します。
放置していても自然と治ることが多いですが、悪化する場合はすぐにご相談ください。
特に「流行性角結膜炎」の場合は感染力が非常に強く、家族間や仕事場でまん延するリスクが考えられます。また、起床後の目やにがひどく、目を開けられない場合も要注意です。

目やにが出る

想定される診断流行性角結膜炎/細菌性結膜炎/アレルギー性結膜炎

日中に目が開けない程の目やにや、黄色や緑色の目やにが出た場合は目の中で何らかの炎症が起こっていると考えられます。まず考えられるのは結膜炎です。結膜炎には細菌性のものとウイルス性のものがあり、適切な治療法が異なるため、病院で検査が必要です。
また、乳児の場合は先天性鼻涙管閉塞で涙道が生まれつき塞がっていて目やにが多いケースもあります。

目が乾く

想定される診断ドライアイ

目の乾きは原因もさまざまです。湿度が低いといった季節性やエアコン使用、スマートフォンやパソコンの長時間使用でまばたきが少なくなり、コンタクトレンズを装着した際など、あらゆるシチェーションで目の乾燥が気になる場合があります。
多くは生活習慣を見直すことで改善しますが、「ドライアイ」という目の病気が関係している症例もあります。ドライアイは涙の量が少なくなったり、涙の成分が変化して結膜や角膜が乾燥したりしている状態です。
重症化すると目の痛みや違和感が全身に広がり、頭痛や肩こりの原因にもなります。ドライアイの治療には、人工涙液や潤いを保つ成分が配合された点眼薬を使用し、涙の補充をめざします。
比較的重症の場合は、涙の通り道となる涙点にシリコン製の小さなプラグを差し込み、涙液の量を一定に保つ治療も可能です。

視界がかすむ

想定される診断老眼/白内障/緑内障/黄斑変性症/糖尿病性網膜症

視界がかすむ症状は、疲労や目を酷使したときに一次的に起こることもありますが、目の疾患が原因になって生じている場合もあります。睡眠をとっても目のかすみが改善しない場合はできるだけ早く眼科を受診してください。また、もし目のかすみの他に、目の痛みや、吐き気・めまい・頭痛も併発している場合は、改善を待たずにすぐに受診しましょう。

見える範囲が狭くなる

想定される診断網膜剥離 / 緑内障

視界の中に黒い「すす」を感じたり、視野が欠けてきたりする場合は網膜剥離の疑いがあります。強度の近視やアトピーによる合併症でも生じるリスクがあり、20代や50代以降に多い病気です。中高年の場合は、目の中にあるゼリー状の硝子体が変化し、網膜に穴が開くことで網膜剥離が生じやすくなります。
放置により失明するリスクも高く、緊急性を要するため、早期発見・早期治療が大切です。
また、同じく視野が欠けてしまう病気として、「緑内障」が挙げられます。40代以降から発症率が高まり、失明する原因としても特に多い病気です。視神経の障がいにより見えづらさを感じますが、自覚症状がほとんどないまま進行していきます。末期の状態でご来院される方も多く、治療が難しいケースも少なくありません。
一度でもダメージを受けた視神経は回復が難しく、40歳以上の方は最低でも年に1回は眼科を受診し、眼底検査を含める定期検診のご利用がおすすめです。

二重に見える

想定される診断乱視 / 白内障 / 眼位異常 / 眼球運動障害

まずは片目・両目のどちらの場合で、ものが2重に見えるかを明らかにしましょう。
片目での症状では、乱視や老眼、眼精疲労、ドライアイなどによりピントがぼけてしまっており、白内障が原因の症例もあります。
原因が乱視であれば、円柱レンズを用いた矯正も可能です。
両目で見た時に症状が現れる場合は、目の位置のズレ、脳から目にかけての神経障害を原因とする眼球運動障害などが考えられます。脳梗塞や脳出血など、緊急性を伴う病気が原因のケースもあるため、症状は放置せずにできるだけ早くご相談ください。

歪んで見える

想定される診断加齢黄斑変性症 / 中心性漿液性網脈絡膜症 / 黄斑前膜 / 糖尿病網膜症など

ものが歪んで見える状態は、専門用語で「変視症」といいます。格子状のものを見た時に歪みを感じ、中心部が暗くぼけたり、ものが小さく見えたりするなどの症状があります。
原因の多くは網膜が関係しています。網膜の中心部である黄斑がダメージを受けてしまい、変視症となってさまざまな症状が現れるのです。
近年では高齢化に伴い、加齢黄斑変性症の患者様数が増加傾向にあります。網膜の下にいちする「脈絡膜」に新生血管が出現しては出血し、最終的に失明するリスクが高まります。重症化や失明の防止には、早期発見・早期治療が欠かせませんので、お早めにご相談ください。

暗いところで見えにくい

想定される診断縮瞳 / 白内障 / 網膜色素変性症 / ビタミンA欠乏症

加齢や外傷などにより瞳孔が収縮(縮瞳)してしまうと、暗い場所でも瞳孔が大きくならず、見えづらさを感じるようになります。
原因は白内障や網膜色素変性症、ビタミンA不足などが考えられます。

まぶたが腫れる

想定される診断麦粒腫 / 霰粒腫 / バセドウ病など

突発的なまぶたの腫れは、ものもらい(麦粒腫)が疑われます。麦粒腫とは、まぶたの分泌腺が細菌感染し、炎症を引き起こしている状態です。
また、まぶたの端にある脂腺が炎症により閉塞し、脂肪が詰まることで肉芽腫が生じる霰粒腫の可能性も否定できません。
治療では炎症に対する抗菌薬やステロイド点眼薬を処方します。しかし、治療により組織が硬くなる(硬結)場合は、手術により切除します。また、甲状腺機能の亢進に関わるバセドウ病にも注意が必要です。甲状腺ホルモンの過剰な分泌により、眼球の突出やまぶたの腫れ、複視(ものが2重に見える)といった症状が現れます。

涙が出る

想定される診断ドライアイ / 睫毛内反症 / 結膜弛緩症 / 鼻涙管閉塞症

涙がよく出る流涙症の原因は大きく分けて2つあります。1つはドライアイです。逆まつげや異物による刺激で、涙が出てしまう状態を反射性流涙といいます。
もう1つは鼻涙管閉塞症です。涙の通り道となる鼻涙管が閉塞し、器質的流涙を引き起こします。鼻涙管閉塞は加齢によるケースも多いですが、アレルギー性鼻炎や蓄膿症など、鼻の病気が関係している可能性も考えられます。

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