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目のコラム
11月のレターニュースを発行しました
眼と血液疾患
貧血により網膜出血をきたすことがあります。逆に血液の粘調度が上がる真性多血症(赤血球増加)やマクログロブリン血症(M蛋白増加)では、網膜動脈閉塞や網膜静脈閉塞をきたすことがあります。白血病では、白血病細胞が直接網膜や視神経に浸潤して出血や浮腫をおこします。白血病による貧血や血液の粘調度上昇で、前述したようにやはり網膜出血や網膜動静脈閉塞をきたすことがあります。原因疾患の治療で改善することが多いです。