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レターニュース目のコラム
2月のレターニュースを発行しました
霰粒腫(さんりゅうしゅ)
霰粒腫は、まぶたの縁のマイボーム腺という油を分泌する腺が詰まって炎症で腫れるものです。治療として温罨法が推奨されています。しかし麦粒腫(細菌感染が主)と違い治療に難渋することがあります。急激に大きくなる急性霰粒腫は、細菌感染を合併していることが多いのですが、抗生剤で治療してもさらに悪化して破裂したり、改善しても腫れが残り手術で取り除くことがあります。治りが悪い霰粒腫は、外来診療をしていて憂鬱になる疾患の一つです。
